Profile
菱山潤二
飛田給プライマリクリニック 院長
自治医科大学医学部卒業。卒業後東京都福祉保健局医療政策部医療政策課入職し、都立病院で臨床研修を経て、伊豆諸島・小笠原諸島の離島診療所勤務。その後、離島でもできる外科を目指して東京女子医科大学形成外科に勤務。外傷・熱傷から癌切除後再建、マイクロサージャリー、美容外科まで幅広く技術を習得。柴崎ファミリークリニックで在宅訪問診療などプライマリ･ケアを経て、2020年飛田給プライマリクリニックを開院。
Doctors Word
人間万事塞翁が馬
現在の仕事についた経緯は？
これまで大学病院、地域基幹病院からへき地・離島診療所まで様々な医療現場で仕事をしてきた中で培った経験とスキルを実践する集大成の場を作りたかったからです。
仕事へのこだわり
へき地勤務を前提とした大学に進学しましたので、在学中からへき地・離島に関わる機会を持っており、どういう医師になるべきかなんとなくイメージを持っていたと思います。卒業後の臨床研修では、まだ臨床研修が必修になる前でしたが多科ローテート研修をさせてもらい、とにかく目の前の患者の治療をどうすれば良いかだけを考えて夢中でやってきました。もちろん、上手く行ったことばかりではありませんが、多くの指導医にかわいがっていただいて助けられながら今に至っています。自分が後輩を指導するときも恩返しする気持ちでやってきました。
そう思えるようになったきっかけ
卒業したばかりの頃はとにかく離島診療所で通用するスキルを身につけることに必死でしたが、それなりにやっていけるようになったことで社会に還元したいと思うようになったからだと思います。
今後の目標
先行事例が少ない診療形態で、成功できることを示したいです。
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