Profile

二階堂暁

医療法人社団健心会  八王子みなみ野心臓リハビリテーションクリニック 院長
2000年3月、岡山大学医学部卒業。 在学中に同大学循環器内科大江教室への入局を決める。 卒後、JR東京総合病院にて内科・麻酔科研修。 2003年10月、岡山大学循環器内科へ帰局。   2004年4月から福山市民病院にて循環器専門研修。 2006年5月に岡山大学へ再帰局。 2007年7月から、東海大学八王子病院循環器内科へ出向。 2011年4月より、同門の幡芳樹先生のもと、みなみ野ハートクリニック開設に参画。 2016年6月より、現職
二階堂暁

Doctors Word

汝の欲することをなせ

現在の仕事についた経緯は?

小さなころから医師を志していたわけではありません。 きっかけは高校3年生の12月に見たドキュメンタリー番組です。 とある温泉病院の特集でした。 そこでは、いわゆる植物状態になって意識がない患者さんを、温泉病院ならではなのか、温泉に入れてあげていました。その際にいろいろ声をかけているわけですが、当然その時に返事は有りません。しかしある日、その中の患者さんが奇跡的に意識が回復して、その時のこと、声かけてくれてたことは聞こえていたんだよ、とお話しされていたことに、強く感銘を受け、こういう仕事がしたい、こういうことに関わりたい、と思ったのが医師を目指したきっかけです。 まあ、時期が時期だったために、きっちり一浪してしまいましたが。

仕事へのこだわり

そもそもあまりこだわり、というものは持ち合わせていません。 強いて言えば、自分がやりたいことをやって生きていきたい、自分が正しい、と思うことをやれるような人生を歩みたい、と思っています。 自分がやりたくないと思ったことはしたくない、自分が正しくない、と思うことはやらなくても済むような状況でありたい、とも思っています。 一方で、絶対正しい事とか、絶対に間違っている、ということもなかなかないとも思っています。 自分がやりたくないな、と思ったことも、ひょっとしたら将来的に自分のためになるかもしれない、と思えることがあるならば、当然やってみる価値、トライしてみる意味がある、とも思えます。 人生のいろいろな瞬間で、そういう柔軟な対応と思考が出来る人間でありたい、と常日頃思って仕事をしています。 こだわりと言えば、そういうことくらいです。

そう思えるようになったきっかけ

基本、体育会系で育った人間ですが、文系的なところにも興味を持っています。 子どものころから、漫画・アニメはもとより、文学・歴史小説などの活字モノも大好きで、本は本当にたくさん読んでいたと思います。 ガンダムやジブリものなどについては、相当詳しいと思います。 日本の歴史については、古代から近代まで、幅広く精通しているつもりです。 そういういろいろなものから、大切なものはなんなのか、自分はどう生きていきたいのか、などが自然と構築・醸成されたのだと思います。 大事なことはガンダムが教えてくれた、というところでしょうか(笑)。

今後の目標

医療を本業としています。 その本業を大切にしつつ、自分たちの持っている知識やスキル・ノウハウを地域の健康増進や活性化・街づくりなどに役立てていきたいと考えています。 そのためには、医療が医療の中だけでやっていては不十分であり、異文化・異業種の融合・協力体制の確立をめざし、積極的に情報発信・情報共有を図っていきたいと考えています。

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