Profile

亀山 勇太郎

ディア犬猫病院 院長
酪農学園大学獣医学部卒業後、名古屋市内こざわ犬猫病院、猫の病院バステトキャットクリニックにて6年間、一般症例、緊急症例の治療に従事。2022年、瀬戸市西原町にてディア犬猫病院の院長となり現在に至る。
亀山 勇太郎

Doctors Word

継続は力なり

現在の仕事についた経緯は?

僕が獣医師を志すこととなったのは、母が動物好きのためその影響もあるかと思います。幼少期に一緒に育った犬とはとても仲良しで、他にも昆虫や熱帯魚など小さい生き物などを飼っていて、動物図鑑をよく読んでいました。
また初めて飼っていた犬が病気で亡くなったことをきっかけに、動物も病気になるということと、動物の病気を治す獣医さんという存在がいることを知りました。
中学生の頃に読んでいた「動物のお医者さん」という佐々木倫子先生の作品の影響も大きく、作中では獣医学部の学生の物語が1話完結型で描かれており、獣医学部に興味を持ったのもその頃でした。
そのまま時が経ち、2浪の末に獣医学部に進学しました。この時は声を出して大喜びした記憶があります。国家資格を取得し、大学卒業後は名古屋市内の年中無休・夜間対応のこざわ犬猫病院に就職し、2022年瀬戸市にディア犬猫病院を開業して現在に至ります。

仕事へのこだわり

愛知県内、僕が開業している瀬戸市内でも夜間の動物病院は少ないです。人の場合は夜中に容態が悪くなれば診察を受けられますが、動物の場合はなかなかそうはいきません。定休日を設けず毎日病院を開けることも同じです。具合が悪くなったワンちゃん、ネコちゃんが診察を受けたいけど病院が開いていないという状況をなるべく無くしていきたいと考えてます。
また僕は診察中に、患畜を診るだけでなく、必ず飼い主様とじっくりお話をするように心掛けています。ワンちゃんやネコちゃんは喋ることはできません。どこが具合が悪いのか、痛いのかなどは視診、触診、検査などで探っていきますが、何より重要なことは日々その子たちを飼われいる飼い主様の問診です。
問診をしっかりすることが検査方針を立てる上で重要です。一見当たり前のことなのですが、一番難しいです。ただこれをしっかり行うことで病気の見落としや不必要な検査を行わないことに繋がり、飼い主様やワンちゃん、ネコちゃんの負担を減らすことになると思います。

そう思えるようになったきっかけ

年中無休の夜間診察の病院を作りたいというのは学生の頃から考えていました。学生時代は腫瘍科ゼミに所属し、重篤な症状の子の治療の補助にあたる機会が多かったのですが、その中で昼夜問わず治療にあたる先生方を非常に尊敬していました。
僕は北海道の酪農学園大学に在学していましたが、近郊に夜間の動物病院はなく、札幌市内に1件夜間の病院があるだけでした。夜間で重篤な症例を診察して、大学病院まで搬送して引き継ぎをされている先生の姿を見て、尊敬していたのを覚えています。
その後、夜間診察を行っている名古屋の動物病院に就職しました。

今後の目標

地域の皆様に慕われ頼っていただける動物病院、獣医師を目指すとともに、1匹でも多くのワンちゃん、ネコちゃんの命を救えるように日々精進していきたいと思います。
そして同じ志を持つスタッフと切磋琢磨し、僕個人だけでなく、スタッフ、飼い主様、ワンちゃんネコちゃんの幸せに繋げていけるよう成長していきたいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。