Profile

金 龍門

きむホームデンタルクリニック 院長
2013年3月 日本歯科大学卒業。
2013年4月 京都大学医学部附属病院歯科口腔外科にて研修医を過ごす。
2014年1月 舞鶴共済病院歯科口腔外科 後期研修・医局員として勤務する。
2014年10月 国立南和歌山医療センター麻酔科にて医科麻酔研修を行う。
2015年4月 公立豊岡病院歯科口腔外科にて5年勤務。
2020年4月 市立伊丹病院歯科口腔外科にて約2年間勤務。
2022年4月 きむホームデンタルクリニックを開院する。
金 龍門

Doctors Word

自分の居場所は自分でつくる

現在の仕事についた経緯は?

一般の歯科治療だけでなく全身管理のできる歯科医師になりたいと思い、口腔外科の道を志しました。
病院口腔外科医として様々な経験を積んでいくと、自分の理想とする治療を実現したい気持ちが徐々に強くなりました。
歯科医師になって10年が経ち、その思いがピークに達したのだと思います。
私の両親が福祉関係の仕事をしていることもあり、訪問診療に関心を持ちました。そして、大変多くの高齢者が通院がしたくても様々な理由で歯科クリニックを受診できない現状を知りました。
訪問歯科と口腔外科の融合こそが、私が一番提供したかった全身管理のできる歯科医療であると明確に思えたため、この度、歯科クリニック開業を決意いたしました。

仕事へのこだわり

歯科医師という職種性もありますが、特に病院口腔外科医は技術職であると考えております。
術者によって同じ手術であっても大きく結果が異なり、手術内容が術後の予後に反映し、さらに結果がはやく分かります。
そういった側面に魅力を感じ、良い手術結果を出すために、研修医時代や若い医局員時代は成功体験をしたいという想いが強くありました。そのため日々、手術に没頭しておりました。

そう思えるようになったきっかけ

病院口腔外科時代は当時の部長先生、上司の先生方は手術が本当にうまく、いつも参考にさせてもらっておりました。
また、同じ手術費用を頂くのであれば同じクオリティーでなければ患者さんに失礼になると思い、自分の手術をいつも客観的にフィードバックしておりました。
今振り返ると、部長先生方に認めてもらいたい気持ちが強かったのかもしれませんね。
そういう意味では人間関係に非常に恵まれていました。

今後の目標

インプラント関連手術、全身既往のある高齢者の抜歯などの手術、嚥下機能評価など訪問歯科と口腔外科を融合することで、自分の今までの経験を生かし、さらにエビデンスに基づき手術手技のクオリティーを高めることができるように精進したいと考えます。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。