父が医師であったため、医療というものを常に身近に感じていました。また、幼い頃より手先が器用であったため、祖父からは歯科医師はどうかとよく言われていました。
高校卒業後は医療職に就きたいという思いもあり、明海大学歯学部へ進学しました。大学卒業後は全身疾患と歯科医療に触れることのできる医学部の口腔外科に入局し、全身管理下での一般外科処置の習得に努めました。
退局後は一般歯科、特にインプラント治療に注力した医療法人に勤務し、国際インプラント学会認定医を取得し、2020年に山口県宇部市に進太郎歯科クリニックを開院しました。

とにかく仕事を自分自身が楽しむということ、そして一人一人の患者さんに対して常に誠実に全力で診療をするということです。
自分が歯科医師になってから思うことは、歯科医療は学ぶ毎に奥深く、全く飽きがこないということです。常に向上心を持って、やりがいを持って楽しく日々診療を行なっています。
時に治療方針や、治療結果に納得がいかず悩むこともありますが、一人ひとりの患者さんに対してのベストは何かを考え、より良い医療の提供ができるよう努めています。

自分がまだ研修医であった頃、診療や患者さんとのコミニュケーションがうまく取れず何かと萎縮していました。そんな中、未熟な自分に対して「ありがとう」と言ってくれる患者さんの言葉に、頑張ろうという気持ちに火がついたのを覚えています。
その時、目の前の患者さんに常に誠実で努力する姿勢だけは崩さないようにしようと決意しました。患者さんの前ではいつも元気に明るい雰囲気で診療するようにしています。『病を治して気を癒す』という言葉をいつも頭の片隅に置いて、疾患に対する処置ははもちろん、患者さんの気持ちが少しでも晴れやかになるよう努めています。