Profile
中島 由美
Crystal 医科歯科 Clinic International 内科院長
金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学病院にて小児科・内科研修。大阪・神戸・東京・福岡の病院で内科と皮膚科を担当。2018年8月、Crystal 医科歯科 Clinic International内に内科、美容皮膚科、アレルギー科を開設。現在、内科院長として医療に従事している。
Doctors Word
For Your Smile
現在の仕事についた経緯は?
代々続く医師家系で現在5代目になりますが、祖父や父の白衣姿を子供の頃から見ていて憧れるようになりました。
小学生の頃、父が勤める病院に父のお休みの日によく行くことがありましたが、私が10歳になったある日、父と病院にいる時に私の同級生が全身血だらけで運ばれてきたことがありました。父はサッと白衣を着て、スタッフにすぐに指示を出して処置に取り掛かりました。その時、場の空気感が突然変わり、子供の私は邪魔にならないように陰に隠れていましたが、子供ながらに医療従事者側の気持ちになって治療の行方を見守っていました。この頃から私は医師を目指すようになりました。
医学部を卒業してから全身を診れる医師になりたいと思い、小児科、内科を専攻しましたが、患者さんの美容医療への要望が高くなってきたため、皮膚科で修行をした後に美容医療も導入するようになりました。
小学生の頃、父が勤める病院に父のお休みの日によく行くことがありましたが、私が10歳になったある日、父と病院にいる時に私の同級生が全身血だらけで運ばれてきたことがありました。父はサッと白衣を着て、スタッフにすぐに指示を出して処置に取り掛かりました。その時、場の空気感が突然変わり、子供の私は邪魔にならないように陰に隠れていましたが、子供ながらに医療従事者側の気持ちになって治療の行方を見守っていました。この頃から私は医師を目指すようになりました。
医学部を卒業してから全身を診れる医師になりたいと思い、小児科、内科を専攻しましたが、患者さんの美容医療への要望が高くなってきたため、皮膚科で修行をした後に美容医療も導入するようになりました。
仕事へのこだわり
私のこだわりは「患者さんの笑顔」です。最初、診察室を訪れる方は悩みや困っている症状を抱えてこられるので、表情は固く焦燥感のある方も多くみられます。いつこの症状が治るのかしら、早く元気になりたい、など患者さんには多種多様なお悩みがあります。
私の診療はまず、患者さんからお話を聞くことから始まります。症状の出方やいつから症状が始まったのか、食事の内容や生活スタイルまで細かく聞いていきます。たくさんお話をすることで診断・治療に必要な情報が得られると同時に、患者さんの気持ちが少しほぐれていくのを感じることができます。私の考える病態を説明したり、検査の説明、治療の内容、今後のスケジュール、食事や生活スタイルのアドバイスなど時間をかけて行うと更に患者さんは安心されたお顔になります。
今まで医療機関に多くかかってきて満足されていない患者さんには、何度も説明してこちらの気持ちを伝えることで治療に初めて向き合ってもらえることもあります。
そして、私が1番重要視しているのが、診療の最後に患者さんに笑顔が見られるかどうかというところです。ニコニコでも、ホッとされた顔でも、最後には患者さんの緊張が緩む瞬間を大切にしています。「治るまで頑張ろう」と患者さんが新たに持っていただいた想いを大切に、寄り添うスタイルはこれからも続けていきたいと思います。
また、スタッフや自分自身がいつでも笑顔でいられるような精神状態でいることが必要だと思っています。クリニック全体のチームワークと、スタッフと共に治療への想いを一つにすることが大切だと思い日々診療にあたっています。
私の診療はまず、患者さんからお話を聞くことから始まります。症状の出方やいつから症状が始まったのか、食事の内容や生活スタイルまで細かく聞いていきます。たくさんお話をすることで診断・治療に必要な情報が得られると同時に、患者さんの気持ちが少しほぐれていくのを感じることができます。私の考える病態を説明したり、検査の説明、治療の内容、今後のスケジュール、食事や生活スタイルのアドバイスなど時間をかけて行うと更に患者さんは安心されたお顔になります。
今まで医療機関に多くかかってきて満足されていない患者さんには、何度も説明してこちらの気持ちを伝えることで治療に初めて向き合ってもらえることもあります。
そして、私が1番重要視しているのが、診療の最後に患者さんに笑顔が見られるかどうかというところです。ニコニコでも、ホッとされた顔でも、最後には患者さんの緊張が緩む瞬間を大切にしています。「治るまで頑張ろう」と患者さんが新たに持っていただいた想いを大切に、寄り添うスタイルはこれからも続けていきたいと思います。
また、スタッフや自分自身がいつでも笑顔でいられるような精神状態でいることが必要だと思っています。クリニック全体のチームワークと、スタッフと共に治療への想いを一つにすることが大切だと思い日々診療にあたっています。
そう思えるようになったきっかけ
医師になって最初に担当した患者さんが末期乳がんの50代女性でした。母の年齢に近い方だったこともありよくベッドサイドでお話しましたが、全身が痛くてつらいはずなのに周りの方への配慮と笑顔がいつもある方でした。私が元気づけなくてはいけないのに、私の方が毎回その笑顔に勇気づけられ元気をいただいていました。
笑顔の持つパワーと笑顔を絶やさない生命力。私はこの方から多くのことを学び、その後の診療ではこの患者さんの顔をよく思い浮かべています。
日々の診療の中でも患者さんに教えられることはたくさんあります。私自身、笑顔と向上心を忘れずこれからも頑張っていきたいと思います。
笑顔の持つパワーと笑顔を絶やさない生命力。私はこの方から多くのことを学び、その後の診療ではこの患者さんの顔をよく思い浮かべています。
日々の診療の中でも患者さんに教えられることはたくさんあります。私自身、笑顔と向上心を忘れずこれからも頑張っていきたいと思います。
今後の目標
今日の医療では痛み、痒み、倦怠感などの症状を抑え込む対症療法がほとんどです。そして症状や検査結果が少し良くなれば治療の効果ありとされますが、症状が再燃したり別の病気が出てくることもあります。
私が考える医療は、病気にならない体づくりをして、調子が悪くなったら自分でコントロールできるくらいにまでになっていただくことです。そのためには根本治療や体質改善を積極的に勧めています。
食事や運動などで生活習慣を改めるだけでも身体の構成は変わってきます。単なるhealthではなく、生き生きとした生活を送るための手段も含めたwellnessを提案していきたいと思っています。
私が考える医療は、病気にならない体づくりをして、調子が悪くなったら自分でコントロールできるくらいにまでになっていただくことです。そのためには根本治療や体質改善を積極的に勧めています。
食事や運動などで生活習慣を改めるだけでも身体の構成は変わってきます。単なるhealthではなく、生き生きとした生活を送るための手段も含めたwellnessを提案していきたいと思っています。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。