Profile

大名幸一

医療法人クワトロサンテ 大名歯科 院長
岡山大学歯学部卒業。卒業後大阪の小室歯科にて約6年間勤務。2002年に大名歯科を開設、院長に就任。2011年に医療法人クワトロサンテ理事長に就任。著書に『一生噛める歯 元気な歯』
大名幸一

Doctors Word

プラス思考

現在の仕事についた経緯は?

6月4日(むし歯予防デー)広島県三原市に生まれる。 幼少の頃から親ゆずりで手先だけは、かなり器用らしい。 LEGOブロックと積み木遊びが大好きで育った。 幼児の時、将来の夢は『工作の名人』。 何でも分解して、組み立てて、修理して、より機能性を上げることが大好きな学生だった。 いつしか外科医や歯科医以外は考えられなくなった。

仕事へのこだわり

大名歯科は「自分の歯を一生大切にしていきたい」と本気で考えてくださる方の期待に応える歯科医院作りを目指しております。 前歯を美しく、奥歯のかみ合わせを機能的に改善治療し、そしてその治療結果が長期的に維持できる様に、治療後も一生にわたりサポートさせていただきます。 また、最も大切にしていることは『予防』です。『予防』とは悪くなってから痛くなってから治療するのではなく、悪くならない様痛くならない様に予め準備することです。 悪くなった原因、主に習慣を突き止め、再発させない習慣づくりから一緒に考えています。 そんな『予防歯科』に力を入れている大名歯科をどうぞ宜しくお願いいたします。

そう思えるようになったきっかけ

なぜ治しても治しても、また悪くなってしまうのでしょう? やり直すたびにあなたの大切な歯はどんどん削られていませんか? その絶望的な流れの中であきらめていませんか? それは、あなただけの責任でしょうか? 今までの歯医者の診断や、治療に問題はなかったでしょうか? その場しのぎの応急処置的な治療の繰り返しではなかったでしょうか? 再発しにくい生活習慣の改善サポートをきちんと受けられましたか? 残念ながら、我々歯医者の仕事の半分以上は以前の治療のやり直しです。 それが日本の歯科医療の現実です。 こんな事で良いのでしょうか? 最初は小さな詰め物だったのが、次には神経を抜いて被せになり気がついたらその歯の根が悪くなり抜歯。 そして、隣の歯を削ってそこに義歯を作ったら丈夫だった周りの歯まで悪くなり、あげくの果てにその歯も抜歯。 次々と部分義歯が大きくなり、いずれは総入れ歯。 よく目にする典型的な悪い流れです。 正しい診断のもと、お口全体の事を考え、一つ一つの治療ステップを正確に進め再発防止対策もしておけば、こんな事にならなかったのではないでしょうか? 我々の目指す医療は、あなたの歯を生涯にわたって守り快適な生活を最後までしていただく事です。 自然治癒の少ない歯の治療は、時間をかけて正確な診査診断を行いそれをご提示し、相談しながら治療を進めることから良い結果が得られるものと我々は考えています。

今後の目標

まず今ある歯を失わないこと、そして不幸にも治療した場合、その歯の詰め物や被せ物を長持ちさせることです。 日々の生活習慣の改善なく、偶の定期的なメンテナンスだけでは歯科疾患は全く防げません。 病気の予防は、意外と知られていない正しい予防知識とその実行の継続に最も大きく左右されます。 さらに、治療の技術の良し悪しでも歯の寿命は当然変わってくるでしょう。 正確な診断技術、高い治療技術、詰め物や被せ物を作製する高精度の歯科技工技術。 当院は高精度の歯科技工技術を、マイクロスコープ(顕微鏡)常時使用する院内歯科技工士によって実現しております。 歯医者は、診断中は冷静に、治療中は一生持てばいいのにと思いながら日々治療しております。 その結果、被せ物や詰め物の耐用年数5年以上は96%、10年以上は93%という治療実績(※)です。 つまり当院で治療すれば「96%は5年持ちますよ、93%は10年持ちますよ」と平均的な予後をお示しできるようになりました。 目標はズバリ100%に近づけることです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。