Profile

佐藤友秀

医療法人社団慈誠会 佐藤歯科医院 理事長/院長
岩手医科大学歯学部卒業。同大大学院卒業(補綴科)。同大補綴・インプラント学講座助教として、診療・研究・教育に従事。2016年佐藤歯科医院開業。岩手医科大学補綴・インプラント学講座非常勤講師。2019年医療法人社団慈誠会設立。2021年医院を近隣地へ新築移転開業。
佐藤友秀

Doctors Word

温故知新

現在の仕事についた経緯は?

両親、祖父母が歯科医師だったことから、歯科医師という仕事が子供の頃から身近な職業でした。正直、あまり器用ではなかったことも含めて、小さいころから歯科医師を目指していたわけではありませんでしたが、実際に職業を考えていく中で、健康に関われる歯科医師という仕事に魅力を感じ、目指すことにしました。

仕事へのこだわり

一番は患者さんの希望を考慮した治療を行うことです。患者さんの希望は人それぞれで、多様な価値観がある中、医学的に正しいことがその患者さんにとって必ずしも正しいということはありません。まずは、患者さんの話をしっかり聞くことを大事にしています。また、当院では訪問歯科診療に加えて、摂食嚥下・食支援歯科も対応していることから、患者さんの「食べる機能」を大事にしています。高齢の患者さんになればなるほど、「食べる」ということが生活の質に大きく関わります。「歯や歯周病の治療・予防」ではなく、「口腔機能の管理」を診療理念として、日々の診療を行っています。

そう思えるようになったきっかけ

訪問歯科、摂食嚥下・食支援歯科を行っていく中で、本来食べる機能があるにも関わらず、入院時の指示等で適切な食事を食べることが出来ず、食事の楽しみが減ってしまっている患者さんに多く関わりました。適切な評価を行い、形のある食事を食べられる様になった患者さんの喜びの声に触れるにつれて、歯科という仕事の幅広さを感じ、上記の「口腔機能の管理」に重点を置くようになりました。

今後の目標

医院の目標である100年医院を実現するためには、時代の変化に適応し、地域に必要とされる歯科医院であり続ける必要があると思います。新潟長岡は田舎にはなりますが、全国基準に遅れることがない様、先進的な治療を取り入れていきたいと思っています。また、どれだけ設備が進歩しても、歯科治療を行うのは「人」です。これからを担う人材の育成にも力を入れていきたいと思っています。医院に「やりがい」を持って働くスタッフが増えることが、必然として患者さんへの治療の質の向上につながると考えています。「佐藤歯科医院に行けば間違いがない」と言われる、魅力ある歯科医院づくりをしていきたいと思っています。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。