Profile

佐鳥圭輔

さとり循環器・内科クリニック 院長
2009年、群馬大学医学部卒業。初期臨床研修終了後、群馬大学医学部循環器内科へ所属し県内の基幹病院をローテート。2022年6月にさとり循環器・内科クリニックの院長となり現在に至る。
佐鳥圭輔

Doctors Word

人の話をよく聞く

現在の仕事についた経緯は?

元々群馬県内の急性期病院で心筋梗塞や心不全などの生命に関わる重症疾患を扱っておりましたが、次第に患者さんが病気を発症することを未然に防ぐための一次予防に興味が湧くようになりました。
今回開業した場所が実家の近くで、文字通り地域医療への貢献ができる場所が選定できたこともあり、開業へと至りました。

仕事へのこだわり

専門が循環器ということもあり、どうしても診療に当たるうえでスピードを意識せざるを得ない部分があるのは事実ですが、座右の銘にも記載した通り「人の話をよく聞く」を常に意識して診療に当たっています。
一人一人の診療に時間はかかりますが、その分患者さんの訴えを細かく聞くことで、正確な診断や満足度の上昇につながると考えております。
また患者さんだけではなくスタッフを始めとするクリニックの運営に関わってくれている方々に関しても同様で、経営者という立場においても他の人たちの意見をよく聞きながらよりよい職場づくりができるように心がけております。

そう思えるようになったきっかけ

今思うと医師としてのキャリアを歩み始めてから少なくとも数年のうちは、自分の知識・技術が未熟なのに患者さんの話をしっかりと聞かなかったり診察を丁寧に行わずおろそかにしたりと自分本位の仕事内容であったと反省しています。
キャリアを積み重ねる中でお手本にしていた先輩医師や同期の仲間を見ていると、特別なことをしているわけではなく時間と手間をかけて患者さんのことを思って仕事をしていました。
そのことに気付けたことで、現在の自分のスタイルを形作ることができたと思っています。

今後の目標

月並みですが一人でも多くの患者さんの健康増進に関わっていきたいと思っています。
また当院は心エコーやHolter心電図など循環器疾患の診療に関しては総合病院と同程度の診療体制が整っていると自負しておりますので、そのあたりは積極的に発信していきたいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。