私は小さな頃から動物が好きで、自分でも犬や猫などを飼っていました。知り合いの獣医師のところに遊びに行くこともありましたし、ときには診療の手伝いのようなこともしていました。
そうしたなか、亡くなるペットを見送ることもあったのですが、「何もできない自分のままではイヤだな」と思うようになりました。
分からないならば知りたい、ペットたちを救う立場になりたいと考えて、獣医師になることを決めました。

大学卒業後は、都内の動物病院に勤務するなかで経験を重ね、特に6年ほど在籍したみやむら動物病院の院長先生には、本当に多くのことを学ばせていただきました。
犬・猫はもちろん、エキゾチックアニマルまで幅広く診療することや、飼い主さんとペットたちに寄り添った動物医療を実践することなど、たくさん教えていただきました。
これまで培った知識と経験をもとに責任をもって診療を行い、ペットたちの健康をしっかり守っていきたいと思います。

元々の動物に対する姿勢、考え方は変わりませんでした。
ただ、みやむら院長の元、多くの患者さんとも話をさせてもらうと、答えは一つではなく、それぞれに最適な答えを見つけて選んでいくことが大事だと感じました。
動物ごと、患者さんごとに合った治療を提案し、話をしていくことを心がけています。