Profile

塚原宏泰

医療法人社団宏礼会 塚原デンタルクリニック 院長
1989年 日本大学松戸歯学部卒業 1989~98年 東京医科歯科大学第2口腔外科勤務 1998年 東京都千代田区にて開業 2002年 東京医科歯科大学学位 2004~15年 東京医科歯科大学顎口腔外科客員臨床教授 2012年〜現在 日本大学松戸歯学部顎顔面外科兼任講師 神奈川歯科大学補綴科非常勤講師
塚原宏泰

Doctors Word

愚公移山

現在の仕事についた経緯は?

親戚の歯科医師の影響

仕事へのこだわり

私は学生時代に総合的に患者さんを診ること(歯科における総合診療)ができるようになりたいという気持ちを持っていました。同時に極端に「人には負けたくないない精神」を持っていたため、教授や優秀な先生たちに「不得意とする分野は何か?」と聞いて回ったことがありました。すると、ほとんどの先生が「口腔外科」と答えたんです。その時「この優秀な先生たちを超えるためには口腔外科を学ぼう」と決め、東京医科⻭科大学大学病院の口腔外科に入局しました。 とにかく口腔外科は楽しくてなかなか大学病院をやめることができなかったのを覚えてます。ある時我に返って、自分のするべきことは何かと原点に戻り、総合診療の実現のため開業に至りました。自分の診療コンセプトは大学生の時に考えていたことの延⻑線上にあり、今でも当時の思いとなんら変わりはありません。今いる患者さんだけではなく、将来出会う患者さんのためにも⻭科医療全体がもっと良い方向に向かうように提案していきたいですね。大げさかもしれませんが、それが自分の役目かもしれないと感じています。 「現在具体な総合診療診療スタイルは、①患者さんの主訴の解決に努める②症状の原因を総合的に検索する③総合的診断で問題点を観取する④治療は重症度・緊急度別に分類して、段階的に治療を進める」 「専門分野においては、①自己血から濃縮血小板血漿を作成したPRGF-ENDORETによる歯槽骨のを再生させる②トータルから顎関節症治療を行う③栄養指導から傷の治癒を促進させる④1日でインプラントを用いて咬めるようにするOne Day スピードインプラント治療 などを実践しています。

今後の目標

御茶ノ水・神田地区に開業して22年経過しました。総合的歯科医療の診療スタイルを確立することができたので、それを継承した新しいステージとなる歯科医院を開院したいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。