父と母が歯科医師ということもあり、小さいころから手先も器用な方だったので歯科医師になりたいと考え、歯科大に進学しました。大学卒業後は知り合いの先生の勧めもあり、開業医で働くのも良いが狭い世界だけでなく色々な先生の治療を見て自分の治療の幅を広げたほうが良いとのことで、大阪大学の大学院に進学しました。大学院では第一補綴科という被せ物の治療をする科に在籍し、被せや入れ歯、インプラント治療をはじめとした総合的な治療にたずさわってきました。 大学院退局後は大阪市内の複数の矯正歯科で働き、2021年12月にうのデンタルクリニックを開院しました。

うのデンタルクリニックに来てくれる全ての患者さんに、高い水準の歯科治療を提供していきたいと考えています。ただ治療をして終わりというわけではなく、患者さん自身に治療が必要になった原因や正しい歯科の知識を知ってもらうことで、長期間お口の中を快適に保つお手伝いをしていきたいです。また、医学的に正しいということだけではなく、患者さんの立場になって考えるということを、日々忘れないように治療に臨んでいます。

我々歯科医師の仕事というのは歯を削ったり、歯茎を切ったり、患者さんからすると嫌なことですが、そのことで「ありがとう」と言って喜んでもらえる珍しい仕事です。 嫌なことを頑張って自分についてきてくれた患者さんが、また同じような嫌な思いをしないですむよう歯科に対する正しい知識をつけてもらい、長期にわたって自分の歯でしっかりと噛めるようにしてもらいたいと思ったことがきっかけです。 治療が終わってしっかり噛めるようになった患者さんが喜んでいる姿は、いつでも自身のことのようにとても嬉しく感じます。