Profile

鷲本 剛

尼崎駅前歯科 院長
鹿児島大学歯学部卒業。卒業後、滋賀医科大学 歯科口腔外科で臨床研修。その後、大阪府、兵庫県下の歯科医院勤務を経て、2019年DSR結成。同年、尼崎にて尼崎駅前歯科を開院し、現在に至る。
鷲本 剛

Doctors Word

謙虚にして驕らず、艱難汝を玉にす

現在の仕事についた経緯は?

幼い時から病院を受診することが多々ありましたが、中でも歯医者に行く機会が特に多く、最も身近なお医者さんでした。(痛い経験もいっぱいしましたが…)
また、周りで歯科医師を目指している人が少なく、人とは違う道で生きていきたいという思いが根底にありました。
最初は軽い気持ちで調べるようになりましたが、調べていくうちに、歯科医師という仕事の奥深さや、社会的な意義に魅力を感じ、歯科医師という仕事を志すようになりました。

仕事へのこだわり

仕事へのこだわりや、スタイル、大切にしていることが3つあります。

1つ目は意思疎通です。
仕事上で、どんなタイミングや関係性であっても、意思疎通が何より大切だと考えています。歯科医師として、治療の中で患者さんと会話をする。院長として、従業員と共に仕事に取り組み、医院を運営していく。どの場面でも、常に意思疎通を大切にしてきました。

2つ目は、バランスよく学び、身に付けていくことです。
知識、手技、会話などバランスをとって成長していくことが重要だと考えており、知識だけ、手技だけ、会話だけ、どれか1つにだけ長けていてもよくないと思います。
あらゆることをどれも欠けることなく身につけていくことが、自分の目指す歯科医師として、院長としてのスタイルに大切だと考えています。
とにかくひたすらに、先輩や目標になる方の手技を実際に見て、真似し、それを自分の中で理解し、落とし込めるまで考え、自分のものにしてきました。

3つ目に、人が嫌がることを自分の得意にすることです。
人が嫌がることこそ、積極的に取り組み、自身の得意分野にしていくことを大切にしています。嫌がられることができるようになることが、患者さんのため、また自身のためにも大きな武器になると考えています。
まだまだ学びたいこと、身につけたいことはたくさんありますが、どんな時でも妥協せず、今の自分にできることを全力で出し切ることにこだわって、仕事に取り組んできました。

そう思えるようになったきっかけ

歯科医師になり、今に至るまで、たくさんの「先生」と呼ばれる方々と会い、共に医療に携わってきました。その中で、医療従事者として、患者さんや従業員に対し、上からものを言うなど、尊敬できない部分がある人も見てきました。
ただ、私が見てきた中で、治療が上手だと思う人は、手技だけではなく人間的にもバランスがとれており、謙虚さの中に信念があることに気付きました。
医療従事者としての知識技術だけでなく、一人の人間として尊敬できる方々と出会い、私自身もそう思われるような、歯科医師でありたいと思いました。

今後の目標

一人でも多くの人に、歯科の知識が増えることで(デンタルIQの向上)、本当に望む治療を叶え、歯の大切さを実感していただけるようにしたいです。
私や、私のチームである尼崎駅前歯科のスタッフが、治療させていただく患者さん一人一人としっかりと向き合い、対話していくことで、患者さんに合った知識や治療をお伝えし、患者さん自身にも、ご自身の歯について一緒に本気で考え、向き合い、歯の大切さを感じていただけるよう精一杯努力していきます。
また、歯科治療をサービスとしてではなく、医療として捉え、歯科医業の発展と歯科医師の人間性の向上に取り組んでいきたいと思います。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。