Profile
山崎隆志
藤枝駅前クリニック 院長
1981年東京大学理学部大学院物理学修士課程卒、1987年東京大学医学部卒、1995年から武蔵野赤十字病院に勤務し、2012年より副院長を務める。この間脊椎手術を約4000件担当し、安全性を高める手術手技を開発した。また、国際救援活動に積極的に参画しスーダン内戦救援活動では、風に立つライオンの舞台となったロキチョキオの戦傷外科病院で初めての日赤医師として勤務した。そのほかスマトラ沖地震津波救援活動にも参加した。2021年3月に日赤を退職し、藤枝駅前クリニックで地域医療に貢献するため院長として勤めている。
Doctors Word
やさしさと科学
現在の仕事についた経緯は?
転職業者による紹介です。
仕事へのこだわり
確実に患者を現状より良い状態にし、よくできない場合でも安心させる医療を心掛けています。
そう思えるようになったきっかけ
「99人の大満足と1人の悲劇」「100人の小満足」この二つを比較して後者を選択するべきと考えたからです。後者のほうが派手さはありませんが、実際には患者に喜んでもらえます。手術は、「患者を犠牲にして進歩してきた」という事実を直視し、反省せねばならないとアウシュビッツに行ったときに思いました。surgical exeptionalismを多くの外科医に理解してもらいたいと考えています。
今後の目標
現在、当クリニックは立地が悪く患者が少ないので、今後は患者を増やして脊椎手術症例がいたら手術をしていきたいです。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。