Profile

八次 浩幸

クリニック新生 院長
平成4年久留米大学卒業。同年久留米大学第二外科入局。その後、佐世保共済病院など大学関連病院で外科医としての修行を積む。更に、外科だけではなく救命救急治療や麻酔にも視野を広げ、多くに知識を取り入れる。第二外科肝胆膵外科の研究室では腹部超音波(特に肝胆膵)の研究で、学位論文も取得。その後も久留米大学医療センターや聖マリア病院でも様々な症例を経験し、外科医として手腕を発揮していた中、父が病に倒れたため帰郷。父の遺志を継ぎ、平成14年9月に八次外科改めやつぎ外科内科クリニックを開業。その後予防医療を目指し、令和2年3月クリニック新生を開業。
八次 浩幸

Doctors Word

全ての人を健幸に!

現在の仕事についた経緯は?

時代の流れは高齢者、介護にシフトしていました。私のクリニックも入院があったのですが、皆さん高齢で施設に転院されて行かれたために入院をやめ、人員も減らし外来のみとしました。
そんな中なぜ介護が必要になったのか、なぜ病気になっていく人が増え続けるのかという根本的なことを考えるようになりました。そして少しでも老化を遅くして、いかに健康で日々を過ごせるかが大切ではないかと思うようになりました。
できれば私たちみたいな職業がいらない世界が理想だと考え、予防医療、アンチエイジングに力を入れていこうという気持ちになりました。
さらに、統合医療を組み入れ、少しでもがん患者様の力にもなれればと思い、令和2年3月に佐賀でのアンチエイジングの拠点となることを目指し、クリニック新生を立ち上げました。

仕事へのこだわり

外科医を志した自分が、まさか予防医療に携わるとは全く考えていませんでした。
体を内外からも健康にしていくことを目指していますが、今の保険診療だけではどうしても限界があるので、自費診療もおこないながら診療の範囲を広げています。
また、予防医療を全面に出しているので、健康を害する喫煙者は原則受診不可にしています。タバコ関連疾患が日本では最も多いです。体に悪いものは入れないようにするという事を指導するため、ここ数年オーソモレキュラーにも力を入れています。
クリニックの建物にも健康にこだわりバウビオロギー(建築生体学)という思想を取り入れ、電磁波カットや珪藻土など環境にも配慮した空間となっています。
さらに面白い試みとしてドライブスルーといった特殊な診療体制も取り入れています。

そう思えるようになったきっかけ

私の場合、結婚が遅く、子供もまだ小さいので彼らのためにいつまでも元気でいたいという想いが強く、それも後押ししたのでしょう。まずは自分が健幸でなくてはならない、そのためにはなにをすればいいかを考えました。
まずは40歳で禁煙(卒煙)、50歳で禁酒(卒酒)をし、自分が患者様のお手本になるためマラソンやとトライアスロンにも積極的に参加して健幸をアピールしています。
そのおかげで実年齢より10歳は年下に見られます。それが患者様にはとてもいい影響を与えています。

今後の目標

地方で予防医療やアンチエイジング、さらに統合医療などを広めていくことはなかなか難しいとは思います。いかにこのような分野を一般の方々に理解してもらえるか、それは地道に真摯に診療を行って皆様の信用を得るしかないと思っています。
また最近ではコロナ後遺症の方がとても増加しています。そのように悩まれてる方に少しでもお役に立てればと考え、佐賀の予防医療、統合医療、アンチエイジングの拠点として皆に知ってもらえたら光栄です。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。