Profile
吉武 勇
ゆずな内科在宅クリニック 院長
1997年 日本大学医学部医学科 卒業、日本大学医学部 第二外科学講座入局
1999年 国立病院東京災害医療センター 心臓血管外科レジデント
2001年 健康保険岡谷塩嶺病院 心臓血管外科 主任医
2003年 日本大学大学院研究科博士課程 外科学系循環器外科専攻 卒業
2005年 ドイツ バドユーンハウゼン心臓・糖尿病センター 心臓外科助手
2008年 日本大学医学部 心臓血管外科助手 病棟医長
2012年 日本大学医学部 心臓外科助教
2014年 相模原協同病院 循環器センター 心臓外科部長
2020年 医療法人AGRIE MED AGREE CLINICあだち 院長
2022年 ゆずな内科在宅クリニック 院長
1999年 国立病院東京災害医療センター 心臓血管外科レジデント
2001年 健康保険岡谷塩嶺病院 心臓血管外科 主任医
2003年 日本大学大学院研究科博士課程 外科学系循環器外科専攻 卒業
2005年 ドイツ バドユーンハウゼン心臓・糖尿病センター 心臓外科助手
2008年 日本大学医学部 心臓血管外科助手 病棟医長
2012年 日本大学医学部 心臓外科助教
2014年 相模原協同病院 循環器センター 心臓外科部長
2020年 医療法人AGRIE MED AGREE CLINICあだち 院長
2022年 ゆずな内科在宅クリニック 院長
Doctors Word
人生は必然の連続
現在の仕事についた経緯は?
私は医師としての半生にあたる23年間を心臓外科医として過ごしてきましたが、手術した患者様が元気に外来へ通院され、多くの笑顔や感謝を頂き、充足する思いがある一方で、急性心筋梗塞、急性大動脈解離や末期心不全等によってどんなに手を尽くしても手のひらからこぼれていく命はあり、医師としてのセカンドステージはホームドクターとして患者様に寄り添い、地域を支える存在になりたいという思いが強くなりました。
2年前より複数拠点を展開している広域医療法人グループにて訪問診療専門クリニック院長として働くご縁を頂き、今まで培ってきた外科医としての技術や集中治療室での診断・管理技術が訪問診療における医療水準を高めることが出来るということを証明することが出来ました。
その一方で私自身の思いをコンセプトとし、より地域に根付いたクリニックを運営してみたいという思いが強くなり、2021年6月に株式会社EMIKURUTOPIA(エミクルトピア)を設立し、2022年3月にゆずな内科在宅クリニック、住宅型有料老人ホームゆずなの郷を同時にオープンする運びとなりました。
2年前より複数拠点を展開している広域医療法人グループにて訪問診療専門クリニック院長として働くご縁を頂き、今まで培ってきた外科医としての技術や集中治療室での診断・管理技術が訪問診療における医療水準を高めることが出来るということを証明することが出来ました。
その一方で私自身の思いをコンセプトとし、より地域に根付いたクリニックを運営してみたいという思いが強くなり、2021年6月に株式会社EMIKURUTOPIA(エミクルトピア)を設立し、2022年3月にゆずな内科在宅クリニック、住宅型有料老人ホームゆずなの郷を同時にオープンする運びとなりました。
仕事へのこだわり
私自身のモットーは今やれることに全力を注ぎ、いかなる時も建設的なアプローチをすることであり、何事にも決断力を持ち、良いと思うことにはすぐに行動に移すことを常に意識しています。
計画的に物事を実行していくことは非常に大切だと思いますが、計画しても思いどおりに物事が進まないことはありますよね?
私の場合、計画通りに物事が進まないことでストレスを抱えるよりは、やらなければならないタイミングで集中してやりきるほうが効率も良く、残った時間を有効に使えるので性に合っています。
子供のころも夏休みの宿題はぎりぎりまで手をつけないで遊んでいましたし、学生時代も部活動を優先し、試験勉強は短期集中型でした。その分普段はやりたいことが出来るので、充実した学生生活だったと思っています。
医師になってからもこの決断力の大切さを痛感することは多く、心臓外科医であった頃はもちろんですが、現在取り組んでいる訪問診療においても、色々な情報を的確に集めて診断・治療につなげていく必要があります。
また、訪問診療は一般診療に比べて患者様やご家族と対話をする時間が長く、対話の中から体調などを感じ取っていく必要があるので、コミュニケーションをすごく大切にしています。
訪問診療では病気だけを治すのではなく、患者様の精神面や生活など様々な面をサポートすることが出来るので、私自身もやりがいを感じていますし、最後まで寄り添い支えていくことがこの仕事をしていく上で大切だと感じています。
計画的に物事を実行していくことは非常に大切だと思いますが、計画しても思いどおりに物事が進まないことはありますよね?
私の場合、計画通りに物事が進まないことでストレスを抱えるよりは、やらなければならないタイミングで集中してやりきるほうが効率も良く、残った時間を有効に使えるので性に合っています。
子供のころも夏休みの宿題はぎりぎりまで手をつけないで遊んでいましたし、学生時代も部活動を優先し、試験勉強は短期集中型でした。その分普段はやりたいことが出来るので、充実した学生生活だったと思っています。
医師になってからもこの決断力の大切さを痛感することは多く、心臓外科医であった頃はもちろんですが、現在取り組んでいる訪問診療においても、色々な情報を的確に集めて診断・治療につなげていく必要があります。
また、訪問診療は一般診療に比べて患者様やご家族と対話をする時間が長く、対話の中から体調などを感じ取っていく必要があるので、コミュニケーションをすごく大切にしています。
訪問診療では病気だけを治すのではなく、患者様の精神面や生活など様々な面をサポートすることが出来るので、私自身もやりがいを感じていますし、最後まで寄り添い支えていくことがこの仕事をしていく上で大切だと感じています。
今後の目標
自分の手が届く範囲のみんな(家族、スタッフ、患者、患者家族等)を幸せにすることです。
昨今は核家族化が進み、生まれたときには家庭的な環境で育っても、人生の終盤において家庭的な環境とはかけ離れた環境での暮らしを余儀なくされながら看取られていく…訪問診療を通じて、そういった現状を目の当たりにしてきました。
だからこそ、最期まで人生を楽しんでいただけるように、病院と遜色のない医療を在宅でも提供して行きたいと思っていますし、様々な事情によってお一人暮らしになってしまった方にもそうした場を提供できるようにゆずなの郷を運営して行きたいと考えています。
昨今は核家族化が進み、生まれたときには家庭的な環境で育っても、人生の終盤において家庭的な環境とはかけ離れた環境での暮らしを余儀なくされながら看取られていく…訪問診療を通じて、そういった現状を目の当たりにしてきました。
だからこそ、最期まで人生を楽しんでいただけるように、病院と遜色のない医療を在宅でも提供して行きたいと思っていますし、様々な事情によってお一人暮らしになってしまった方にもそうした場を提供できるようにゆずなの郷を運営して行きたいと考えています。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。